著作:竜田一人
2014年夏、首都圏で覆面作家として活動しながら1Fでの職を探す竜田(たつた)のもとに急な電話。ふたたび廃炉作業員として働く次の職場はなんと1号機原子炉建屋だった。あと10メートルのところにある格納容器本体。竜田は未知の「最前線」に足を踏み入れる。
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総合 (8件) ブクログ
まぬる猫2016年3月21日
報道ではいまいち伝わらない作業内容等がとてもわかりやすく描かれていて、完結は少し残念な気もします。
近いはずなのにどこか遠い他人事のような気になっていた福島原発のこと。
この漫画を読んでなかったら関心の度合いも全く違っただろうな...
harukaze212016年2月14日
震災後、多くの人が関心を持った原発事故。しかし、いまはどうだろう。地震発生直後から作業し続け今日がある。そして、まだまだ終わらない。放射能との戦いは、大変な犠牲を払いながら、行われ続ける。
いちえふのこと、作業員の目線で、よくわかりま...
polyhedron2016年1月11日
今まで政治的に偏ってしか描かれてこなかった原発作業員の実際を,変に歪めることなく伝えてくれる素晴らしい作品だった。
作者が経験したのは「被曝労働」という意味では「平時の」作業員よりもずっと苛酷な仕事であるはずなのだが,登場人物にそんな...
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