著作:宮本福助
松吉・竹子・梅夫の三兄妹は、幼少の頃から現在まで、破天荒な父に迷惑かけられっぱなしの人生を歩んできた。そんな父・坂上徳造が七十八歳の生涯を閉じた。これでもう父に振り回されることはなくなったと思いきや、父の本領はその死によってますます発揮されることに。父の遺言は「遺産分配はダーツで決めろ」。残されたいいトシをした三兄妹のいい迷惑な物語。どうにも懲りない人たちの笑って泣ける人間模様!!
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総合 (21件) ブクログ
ホトケ2015年12月31日
死んでからも騒動を巻き起こす愉快な爺様の話。
本来これだけな自由人は子供作ってはいけない気もするが…。
孫が開眼して爺様みたいになるのかがきになりますね。
foxdie2015年4月6日
話も絵柄も大好きだが、遺産となった家に居座ってる老人連中がどうにも苦手。ゴタゴタの内容が現実寄りなだけに、彼らの自分勝手な行動や被害者意識にリアルな苛立ちを感じてしまった。
死んだ祖父や曽祖父を筆頭に大抵のキャラクターは自分勝手なのだ...
akirajoeneverdie2013年8月17日
型破りな遺言に始まる、今は亡き父或いは祖父の勢いある人生を追体験していく家族のドタバタを描いた物語。
こんな爺さんに憧れるのは問題ありなんだろうけど、つくづく羨ましい。
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